こんにちは!
大学院在学中から研究活動でCADを使い、卒業後メーカに就職し(転職1回経験)Solid WorksやCATIAを使って業務としてモデリングを経験しています。自宅では無料で導入できるFUSION360を使いながら3Dプリンタを利用した工作をしています。
東京や静岡、中国で実物大ガンダムの立像が次々建造されてファンにとってうれしい試みが増えてきてますね。最近では福岡でもνガンダムの立像が建造されました。
今回はそんなνガンダムをモデリングしてみたいと思いひとまず頭部を作ってみました。
ヘルメットや頭部側面と後部にあるダクト部の曲面を再現するのに試行錯誤を繰り返しましたがそこそこ再現できているんじゃないかと思います。
ガンダムに限らず複雑な形状を作ろうとしたとき、CADの機能を知っていてもモデリングの手順がわからないため何も作れないという方もいらっしゃるんじゃないでしょうか(私もその中の1人です!)。
次回以降詳細なプロセスを紹介しますが、ガンダムのような複雑な形状のモデリングプロセスを知ることでCADを使った設計開発に役に立つと考えています。
おおまかな作成手順と動画を掲載しますので是非参考にしてみてください。
使用するソフト
FUSION360
νガンダム 頭部作成プロセス
キャンバス設定
モデリングの前にFUSION360の機能の1つである”キャンバス”を使い、絵や図面を見ながらモデリングすれば正確に再現することができます。
MG νガンダム verkaの組み立て説明書に正面図と側面図が掲載されていますのでこちらを利用します。
完成イメージ
バルカンと額中央の五角形のパーツの形状が若干異なっているように見えますが、全体の印象はGOODではないでしょうか(笑)
作成プロセス
ヘルメット ⇒ トサカ ⇒ マスク ⇒ 目 ⇒ アンテナ
という順に作ってきました。
断面図はこんな感じ。
プラモデルを意識して頭部の中身はヘルメットのように中身をなくしています。
最後に
今回はνガンダム頭部の作成プロセスの概要を説明しました。次回からは各パーツを立体化させるのにあたり難しかった部位を中心にその手順を説明します。
現在頭部以外のパーツも鋭意作成中です。
体全体と武器も作成してポージングが決められるようにしたいです!
コメント
ツバの先が足りない
頭のデータだけいただくことはできませんか?